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今年の春(とはいえもう去年)の前立腺癌さわぎ(その7)

いよいよ私の悪性度の高い前立腺の小線源による放射線内部照射治療は退屈な入院から始まった。本来、ここ滋賀医科大学付属病院の「前立腺癌小線源治療学講座」の治療日程は月曜日入院、火曜日手術、木曜日退院と決まっているのだが、私の日程による入院する月曜日=手術前日がなんと成人の日に当たるためその日の入院不可ということでその前の営業日にあたる前の週の金曜日が入院日と相成った。当然特にすることもない朝昼晩の3食を食べ、暇に任せて売店通い、ベッドでパソコンを開きグミキャンデイやプリンを食べhuluの映画やドラマばかり観ていたらあとの手術前後の絶食で差し引いてもきっちり1kg太っていたから困ったものだ。因みに今回観たドラマは「グレイズアナトミー・シーズン13」「刑事ジョン・ルーサー」「ブルーストーン42」だがやはり刑事ジョンルーサーのアリス・モーガンのチャーミングさが秀逸。病室で噴出したことも数回だが今回は放射線の関係で1泊1万の個室なのでかまうものか、能天気にげらげら笑って涙も流した。そんなこんな今回、パソコンを観ているか何か食べているか、廊下や階段、病院外をうろうろ散歩しているかで始まった入院生活も前日の手術前日ともなれば点滴が始まったり、投薬が始まったり、絶食も始まった上に、下剤2リットルを10分毎、10回に分けて呑んだり、便器に座ったり立ったりお尻を拭いたり、パソコンのドラマを止めては立ち上がりトイレに行き、下剤を飲んではまたベッドに座りパソコンのドラマの再生ボタンを押す、となかなか気ぜわしいまま合間を縫って会陰部の剃毛?恥ずかしい私は「自分でやります」と進言、そのときの看護師のほんのわずか、ほっとした表情は見逃さないままやがての就寝。あくる日は手術当日につき当然の絶食、術着に着替え、肛門からの浣腸、これは自分では無理だと判断し看護師さんにお任せし、やがて時間ですよの声に看護師さんとお馴染みの放射線科の治療室?へ。台に座り腰に麻酔を打たれ、足をこうして手は何処を持ってと指示されるがまま会陰部を突き出し、両足を高く掲げとんでもない屈辱的な姿勢のまま固定され、岡本先生と河野先生の指示とも返答とも世間話とも取れる話し声を聴きつつ画面を見つめているとモニターに竹林のように沢山突き刺さっている長い針の影を確認、うむむこれなのか?とその動きを追いたいのだが眼鏡を外しているため良く見えない、うむむ、うむむとココロの中で唸っているとやがて1.5時間が経過「OOさん、終わりましたよ」「楽なもんでしょ」との岡本先生の声賭けに「ありがとうございました」とかすれ声でなんとか返事のビビリ屋で痛がり屋の私。ストレッチャーに乗せられCTを撮り、ベッドに帰るまで全くの人任せ、下半身に力が入らないため皆さんに持ち上げられてはの移動だったがほんまに申し訳ない気持ち。ベッドに帰って来たのが昼過ぎ、そこから明くる朝までの18時間が皆さんが皆ブログに書いてらっしゃる「一番辛い時間」だった。起き上がってはいけない、頭を上げてはいけない、枕をしてはいけない、下半身麻痺の状態なので寝返りもままならず、ああでもないこうでもない、麻酔が切れて来るにつれ足を動かして身体の向きを替え、iPhoneでhuluを観たりしたが時間は経たないし、動くたびに尿道カテーテルの突っ込んで居る先が痛む。持ってきた湿布を腰に貼ってもらい、横に向いたり正面を向いたりと寝返りを繰り返しているうちに手術疲れからなのかやがての丑三つ時から明け方にかけて就寝、そして気が付けば朝、動いても良い起き上がっても良い何を食べても良い朝を迎える喜びでアルプスの少女ハイジのように部屋中をスキップするも点滴が絡み尿道カテーテルが痛み、血尿が袋にだだらだらと流れるのが見えて凹む。とはいえ手術の終わった喜びはひとしお、朝食も昼食もすきっ腹に上手い上手いと食べていたら岡本先生が尿道カテーテルを引っこ抜きに来られ恐縮。ありがとうございますしか言えない私。夕ご飯を食べやがて最後の抗生物質の点滴も終わり、全ての管の取れた快感ったらない。早速売店に走りたいのだがまだまだ放射線管理下故の外出禁止。とはいえの管無し爽快感のままfuluを観ながら安心しきっての就寝。明くる朝は退院の日、昨日同様の放射線技師による放射線測定が終わったと思ったら事務員さんが来られ「ナースセンターに声かけをして会計を済ませてください」というからあれよあれよとのうちに1030分退院となった。次回は4週間後のポストプラン、そして6週後から5週間実施される外部放射線治療で私の治療は完結される。ありがたいことだが、今回の入院日程の期間に患者会のデモやビラ配り、署名活動が寒空の中行われていたことは勿論周知の上だ。ココロ痛むまま小線源前故の安全策としてあえて参加は出来なかったのが言い訳だが、小線源治療を終え、岡本先生そして河野先生コンビに寿命を頂いたこの身体は今後私の為にではなく他人の為、具体的には大学病院トップの学長及び病院長の権力行使のおかげで岡本先生の治療が受けられない30数名の待機患者さんのために、私の寿命を割いてゆくことを誓うとともに、たちまち地元の患者会メンバーとも合流し、署名及びビラ配り活動を継続してゆこうと思う。年末あちこちにお願いしていた署名活動での紙面上の署名は400名を超え、皆さんには本当に感謝しかない。署名の目的は岡本先生の滋賀医科大学付属病院「前立腺癌小線源治療学講座」の閉講撤回のお願いだが、病院側の愚考はそれどこではなく、今ぼろぼろと嘘のようなコンプライアンス違反が露見し益々病院の地位と名誉を貶めている。勿論普通に真面目にこつこつと医師としての使命を全うされているお医者さんしか居ないことは間違いないのだろうが、ことの発端の大学病院トップである学長及び病院長のポンコツによって大学病院のブランド力はぐらぐらと土台もろとも崩れ落ちそうだ。滋賀医科大学付属病院は至急!高リスク前立腺癌患者を助ける岡本先生の「前立腺癌小線源治療学講座」閉講を撤回するべきだ。助けを求め藁をもつかむ気持ちで滋賀大学付属病院を訪ねる患者の気持ちはわたしとて同じだった。患者を受け入れないことはどう考えても間違っている。医師が患者を見殺しにすることは出来ない。不祥事は即刻是正し、人事を徹底的に整理整頓及び排除して、病院が掲げておられる基本理念及び基本方針に則った恥ずかしくない姿への再構築をお願いしたい。このままでは待機患者は勿論のこと、傾向管理途中の患者さん、そして正しい医師、看護師、そして隣の大学に通っておられる生徒さんたちが可愛そうである。

 

 

 

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